プロ・クリエータの実践ウェブテクニック集

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起動が遅い場合の対処法

 PC を使い続けていると、いろいろな理由で起動に時間がかかるようになります。
原因がウイルスの場合は、適合するソフトを使って完全に除去するか、もしくはバックアップからの復元や、再セットアップをするしか方法は有りません。

 通常使用による起動の遅延は、再セットアップしなくても適切な処置を施す事により解消出来ます。 再セットアップしてもしばらくするとまた起動が遅くなるようなときは、使用環境に応じた処置を施してみてください。

埃は PC の大敵

 PC の内部に埃がたまると、CPU(中央処理装置)の温度が上がり機能が低下します。 特に CPU を冷却しているファン周りに注意してください。 極端な場合は OS が固まってしまいます。

メモリを確認する

 Windows XP を使用するには、最低限 256MB のメモリが必要です。 アンチウイルスソフトや他のソフトを多くインストールしている場合、メモリを 512MB 以上に増設する必要があります。

  1. ディスクトップから「マイコンピュータ」を右クリックし、表示された小窓の「プロパティ(R)」をクリックしてシステムのプロパティ画面を開きます。
    「コンピュータ:」の欄のメモリを確認し、必要なら増設します。

    目安:

    • Windows XP + アンチウィルスソフト : 256MB~
    • Windows XP + 画像処理ソフト : 512MB~
    • Windows XP + 映像処理ソフト : 1GB~
    • Windows XP + 3D画像処理ソフト : 1GB~
    システムのプロパティ画面

ディスクトップのショートカットを少なくする

 ディスクトップに沢山のショートカットを配置すると表示時間が遅延します。 常時使用するものだけを残して不要なものは削除します。

ディスクトップ画面

システム・ドライブの空き領域を充分に確保する

 OS がインストールされているシステム・ドライブ(デフォルトで "C:")の空き領域が不足すると、起動やソフトの処理が極端に遅くなります。 空き領域をチェックし、不足しているようなら領域を確保します。

  1. 「マイコンピュータ」を開いて、ハードディスク ドライブの(C:)を右クリックします。
    開いた小窓で「プロパティ(R)」をクリック。

    マイコンピュータ画面
  2. 開いたプロパティ画面で空き領域を確認します。
    充分な空き領域が確保されていれば、最適化(デフラグ)を特に実行する必要もありません。

    空き領域画面
  3. 空き領域が少ない場合は、使用していないプログラムを削除したり、プログラム以外のファイルを C:領域以外に移動して、充分な空き領域を確保します。

    C:領域は OS とプログラムのみにして、他のファイル等は C:以外、例えば D:領域に保存する事を推奨します。 空き容量が増すだけでなく、 C:領域を再セットアップしてもデータが消去されないという利点もあります。

    「ディスクのクリーンアップ(D)」で、空き領域を増加できるかも知れません。

    空き領域画面

使用していないプログラムを削除する

 不要なプログラムを削除すると、 C: 領域の空き容量が増えます。 また、レジストリの軽量化にもつながります。

「スタート」→「コントロールパネル(C)」→「プログラムの追加と削除」をクリックします。
不要なプログラムを選択して、「変更と削除」をクリックし削除します。

プログラムの追加と削除画面

スタートアップに不要なプログラムを常駐させない

 プログラムを常駐させると、起動時間が増しメモリも消費します。 常駐する必要の無いプログラムのショートカットを削除しておきます。

  1. 「スタートアップ」は個人とオールユーザの両方をチェックしたほうが良いでしょう。

    「スタート」を右クリックして、
    【個人】:「開く(O)」→「プログラム」→「スタートアップ」
    【オールユーザ】:「開く - All Users(P)」→「プログラム」→「スタートアップ」

    開いた「スタートアップ」から、不要なショートカットを削除します。
    *注 プログラムが削除されるわけではありません。

    オールユーザ・スタートアップ画面

レジストリーと起動を最適化する

 上記の項目を改善した後、レジストリと起動の最適化を実行してみてください。

  1.  NTREGOPT 不要なレジストリを取り除いてレジストリを最適化します。

  2.  Microsoft Bootvis OSの起動プロセスを解析して起動を最適化します。

不要なシステムプログラムを常駐させない(上級者用)

 システムプログラムも必要が無ければ常駐しないように出来ます。
 *注 システムプログラムの多くは、 OS や市販ソフトの動作に深く関わっています。 操作はくれぐれも慎重に行ってください。

  1. 「スタート」→「ファイル名を指定して実行(R)」。
    「名前(O):」に "msconfig" を入力して、「OK」をクリック。

    ファイル名を指定して実行画面
  2. 開いたシステム構成ユーティリティ画面で、「スタートアップ」タブをクリック。
    常駐させたくないプログラムのチェックをはずして、「OK」をクリックします。

    システム構成ユーティリティ画面
  3. *注 スタートアップ項目のうち、「*」 の付いているものは重要なシステムプロセスです。 無効にしないでください。
    *注 Windows の基本プログラムとウイルス検索プログラムのうち、把握できないものは OFF にしないでください。

    スタートアップ項目 提供元 説明
    aawservice.exe Lavasoft Ad-Aware 2007 Service。
    Acrobat Assistant Adobe Acrobat Assistant
    PDFファイルを作成するためのツール。
    acrotray.exe Adobe Acrobat Assistant
    pdf に変換するときに使用されます。
    alg.exe Microsoft XPのインターネット接続共有(ICS)とファイヤーウォール(ICF)のプロセス。
    "C:\WINDOWS\system32\"
    AluSchedulerSvc.exe Symantec Norton AntiVirus
    Automatic LiveUpdate Scheduler Service Resource
    自動 LiveUpdate 実行可能ファイル。
    apdproxy.exe Adobe Adobe Photoshop Albumのプロセス。
    ccApp Symantec Norton AntiVirus, Norton Internet Security, Norton Personal Firewall
    オートプロテクトやメールスキャンを管理する常駐プログラム。
    ccEvtMgr.exe Symantec Norton AntiVirus, Norton Internet Security, Norton Personal Firewall
    活動ログの記入をするレポートプロセス。
    ccRegVFY Symantec Norton AntiVirus
    起動時レジストリエントリーのチェックをするプログラム。
    ccSetMgr.exe Symantec Norton AntiVirus
    NAV、NIS、PFW/2004に使われている常駐プログラム。
    *csrss.exe Microsoft Client Server Runtime Process
    ローカル コンピュータ上で実行するクライアントプロセスに Windows NT サービスを提供する。 ウィンドウ、スレッドの作成や削除、および16ビット仮想 MS-DOS 環境の一部を司る。
    ctfmon Microsoft IME XPの言語バー。
    *explore.exe Microsoft Windows Explorer
    エクスプローラー、タスクバー、デスクトップを管理するWindows起動時に自動実行されるプロセス。
    "C:\WINDOWS\"
    explore.exe Malware "explorer.exe" という名前のファイルをコピーするワームです。
    IDW Logging Tool Microsoft ファイアウォールログの記録。
    iexplore.exe Microsoft Internet Explorerの実行プロセス。
    "C:\Program Files\Internet Explorer\iexplore.exe"
    iexplore.exe Malware システムフォルダに "iexplore.exe" がある場合は 以下のワームに 感染している可能性があります。
    "C:\WINDOWS\system32\iexplore.exe"

    "iexplore.exe" に感染するワームもあります。
    imjpmig.exe Microsoft IME ver8.1関連
    "C:\WINDOWS\ime\IMJP8_1"
    *lsass.exe Microsoft Local Security Authority Service
    ログオンの有効性の確認、ドメイン認証、ローカルセキュリティー、及び 特定の Active Directory 機能を管理するプロセス。
    "C:\WINDOWS\system32\"
    msimn.exe Microsoft Outlook Expressの実行ファイル。
    msmsgr.exe Microsoft Windows Messengerの実行ファイル。
    msmsgs.exe Microsoft MSN Messengerの実行ファイル。
    NAVAPSVC.EXE Symantec Norton AntiVirus
    Auto-Protectのプロセス。
    "C:\Program Files\Norton AntiVirus\navapsvc.exe"
    NPFMntor.exe Symantec コンピューターに インストール済みの シマンテック製品 ファイアウォール を検出するタスク。
    PSIService.exe   Protexis Copy Protection and License Management Software.
    PsiService_2.exe   Protexis Copy Protection and License Management Software V2.
    Reader_sl.exe Adobe Adobe Acrobat Reader
    Reader を開くスピードを上げる。
    realsched.exe RealPlayer RealPlayer のアップデートを自動的にダウンロードおよびインストール。
    rundll32 Microsoft DLL内の関数を実行するためのEXEファイル。
    schedhlp.exe Acronis Acronis Scheduler Helper.
    sched2.exe Acronis Acronis Scheduler2 Service.
    *services.exe Microsoft Windows NT4, 2000, XP, 2003
    Services and Controller app
    サービスの開始や停止の操作を管理します。 Eventlog や Plug and Play のサービスを実行するプロセス。
    "C:\Windows\system32\"
    services.exe Malware "services.exe" が WINDOWS フォルダにインストールされている場合 は、NetSky や Mydoom 系のワームに感染している疑いがあります。
    "C:\Windows\services.exe"

    *smss.exe Microsoft Windows NT Session Manager
    ユーザ・セッションまたはターミナルサーバー下のクライアントセッション を管理したり、ログアウト時に情報を保存したりする。 Winlogon と Csrss のどちらかが終了するのを待ち、システムをシャットダウンする。
    "C:\Windows\system32\"
    SNDmon.exe Symantec Norton AntiVirus
    SNDSrvc.exe Symantec Norton AntiVirus 2005
    Symantec Network Drivers Service
    インターネットワーム防止機能のサービス。
    "C:\Program Files\Common Files\Symantec Shared\"
    SPBBCSvc.exe Symantec Norton Antivirus 2005
    保護タスク。
    spoolsv.exe Microsoft Spooler SubSystem App
    プリンタ、FAXのプロセス。
    "C:\Windows\system32\"
    *svchost.exe
    [system]
    Microsoft NGeneric Host Process for Win32 Services
    OS内の各種サービスを起動するためのホストプロセス。 起動時にサービスの一覧を作成。 Alerter - 管理上の警告を促す サービス、Application Management - ソフトのインストールサービス を供給、Automatic Updates などの様々なサービスを実行する。
    "C:\Windows\system32/"
    svchost.exe
    [local service]
    Microsoft NGeneric Host Process for Win32 Services
    ローカルサービス・グループからの提供。
    "C:\Windows\system32/"
    svchost.exe
    [network service]
    Microsoft NGeneric Host Process for Win32 Services
    ネットワークサービス・グループからの提供。
    "C:\Windows\system32/"
    svchost.exe Malware "svchost.exe" を作成するマルウェア。
    svchost.exe Malware "svchosts.exe" をコピーするトロイの木馬。
    "C:\Windows\system32\"
    "svchosts.exe" を %System% フォルダに投下するワーム。
    symlcsvc.exe Symantec Norton AntiVirus, Norton Internet Security, Personal Firewall 2004
    Symantec Core LC
    Symantec ソフトウェアを使用している場合必須。
    *System Microsoft システムプロセス、OSの中核機能。
    *System Idle Process Microsoft CPUがアイドリング、処理待ちをしている状態に稼動するタスク。
    taskmgr.exe Microsoft Windows TaskManager
    タスクマネージャ。
    "C:\WINDOWS\system32\"
    TINTSETP.EXE
    (2個あります)
    Microsoft IME
    Microsoft、IE、Word、Outlookなどにつかわれる日本語翻訳コンポーネント Input Message Editor(IME)の一部のタスク。 スタートアップエントリ。
    "C:\WINDOWS\system32\IME\TINTLGNT\"
    *winlogon.exe Microsoft Windows NT Logon Application
    "C:\WINDOWS\system32\"
    winlogon.exe Malware "winlogon.exe" を作成するマルウェア。
    "C:\WINDOWS\winlogon.exe"
    "C:\WINDOWS\System32\winlogon.exe"
    wuauclt.exe Microsoft Windows Automatic Updates
    ME / 2000 / XP の Windows Update の最新版(重要な更新)を自動で MS のウェブサイトにて検索、コンピュータに通知をするプロセス。

    XP の場合は、「マイコンピュータ」アイコンを右クリックして「プロパティ」→「自動更新」タブ→「コンピュータを常に最新の状態に保つ」のチェック を外せば自動更新は無効になる。
    "C:\WINDOWS\ststem32\"

     スタートアップ項目は使用環境により異なります。 その他のスタートアップ・タスクリストについては、 http://cowscorpion.com/tasklist/ で調べてみてください。