PHP は、ウェブページのコンテンツを動的に生成する、サーバースクリプトです。 スピードが速く機能も豊富で、ファイル操作やデータベースはもとより、最近では画像処理から Flash 出力まで機能が拡張されてきました。

PHP は、ウェブページのコンテンツを動的に生成する、サーバースクリプトです。 スピードが速く機能も豊富で、ファイル操作やデータベースはもとより、最近では画像処理から Flash 出力まで機能が拡張されてきました。
PHP のダウンロードサイト http://jp.php.net/downloads.php から、「Windows Binaries」にある ZIP 形式の最新版をダウンロードします。 ZIP ファイルは圧縮ファイルの一種です。
※リリース済みの PHP は、http://jp.php.net/releases.php からダウンロード可能です。

ダウンロードが終了したら、適当なソフトで解凍します。
PHP のインストールは、解凍したPHPをフォルダごと適当な場所にコピーします。 その後、設定ファイルを環境に応じて修正します。
従来の解説では、PHP を OS のインストールされているドライブ(通常はC:)にコピーして、"php5ts.dll" や "php.ini" を "C:\WINDOWS" にコピーする、という記述が多いようです。
設定情報を継続的に管理するためには、OS のインストールされていないドライブに PHP を置き、PHP 関連のすべてのファイルはそこに一元化したほうが合理的です。
Apache との関連付けは、httpd.conf 内で、PHPIniDir や ScriptAlias を記述して行います。
先ず、OSのインストールされていないドライブ(ここでは、D:)に、空の "php" フォルダを作成します。
このフォルダの中に、解凍した "php-5.1.1-Win32" をフォルダごとコピーして、フォルダ名を "php5.1.1" に変更します。 "php4.3.11" などと区別しておくことにより、必要な時に切り替えて使うことができます。
"php5" フォルダを開き、 "php.ini-dist" をコピーして、ファイル名を "php.ini" に変更します。 これがPHPの設定ファイルになります。
"php5ts.dll" および "php.ini" の移動は必要ありません。
"php.ini" を開いて編集します。
456行目、デフォルトの"include_path"を変更します。
include_path = ".;c:/php/includes;c:/php/pear"
↓変更
include_path = ".;d:/php/php5/includes;d:/php/php5/pear"
470行目、"拡張dll" フォルダの場所を指定します。
extension_dir = "./"
↓変更
extension_dir = "d:/php/php5/ext"
*注
PHP4では "extensions" でしたが、PHP5からは "ext" に変更されています。
583行目、";" を外して、マルチバイトストリング(日本語など)関数を使用できるようにします。
;extension=php_mbstring.dll
↓変更
extension=php_mbstring.dll
603行目、必要なら、MySQL データベースを使用できるようにします。
;extension=php_mysql.dll
↓変更
extension=php_mysql.dll
MySQL を使用する時は、"php5" フォルダの "libmysql.dll" を、"C:\WINDOWS\system32"にコピーします。
言語設定やその他の設定は、できるだけデフォルトにしておきます。必要な場合は、".htaccess" ファイルや "php.ini"、PHP スクリプト内で記述したほうが、より柔軟に対応できます。
編集が完了したら上書き保存します。
Apachの設定ファイル、"httpd.conf" を開いて編集します。
174行目、"php5_module" を読み込むように追加します。
↓追加
LoadModule php5_module D:/php/php5/php5apache2.dll
322行目、ディレクトリインデックスのデフォルトに、"index.php" を追加します。 必要なら他の拡張子も追加しておきます。
DirectoryIndex index.html index.html.var
↓追加
DirectoryIndex index.html index.php index.shtml index.cgi index.html.var
PHP5 マニュアルをブラウザで見られるようにします。
Apach2 "/manual" の下に、"/php_manual5" を追加します。
PHPマニュアルは別途にダウンロードして、"D:/php/php5" の中に、"manual" のフォルダ名でコピーします。
512行目
↓追加
809行目、PHP のファイルタイプと拡張子を追加します。 ついでに、HTML でもPHPスクリプトを記述できるようにします。
*注
php4では、"AddHandler php4-script" を使用できません。
"AddType application/x-httpd-php .php .html" を使用してください。
↓追加
AddType text/html .php
AddHandler php5-script .php
AddHandler php5-script .html
Apach に PHP を関連付けします。 この設定によって、 "php5ts.dll" と "php.ini" を移動しなくても済みます。
ここでは、ローカルエリア以外からのアクセスを拒否しています。
813行目
↓追加
編集が完了したら、上書き保存します。
Apache を再起動します。
PHP が動作しているか、確認します。
テキストエディタで、PHP情報を表示させるスクリプト、 "<?php phpinfo(); ?>" を記述して、ドキュメントルート以下の適当な場所に、 "phpinfo.php" の名前で保存します。
ブラウザから "phpinfo.php" にアクセスします。 PHP 情報が表示されれば、正常に動作しています。
*注
サーバー情報はウェブ上にさらすべきではありません。 Basic認証 を設定したディレクトリに置くなどのセキュリティ対策をしておく必要があります。